水底の心壊魚

無難な内容しか書かないブログ、本音はリンクから裏サイトへ

210210-2

 帰り道、車を運転しながら流れてきたプレイリストに入れた曲。歌詞に心を鷲掴みにされ、家に着くまでずっとリピートしていた。かつて「空気力学少女と少年の詩」を知った時のように、辛いときはどうしてか、心の支えになるような曲と出会える。

 


Primary/yuiko - fragile garden [English Subs]

 

自分なりのスピードで歩いてきたはずだったのに どうしてだろう?

目に映るモノが違って 向かい風も色の変化も 僕だけだ

“ねえ まだ まだ大丈夫だから” どんなに言い聞かせても…

 

想像よりも遠すぎて 動けない弱虫だ

存在証明を全て 失くしてしまった

届くはずのない声で いつまでも叫ぶんだろう

共鳴するモノなんて もう何もないのに

 

わずかに残ったその灯火を消すなんて その決断すらも 自分で出来ない

叫び疲れたこの声で 誰か呼ぶ 名前なんてもう忘れたのに

ただ ただ知りたいだけなんだ 僕がここに居る意味

 

衝動的に走っても 何も変わらないだろう

どうせまたすぐ疲れて 立ち止まるだけ

こんな広い世界でも 自分一人だけだ

闘う相手すらも居ない 白い世界

 

助けて欲しいと 叫び続け

それすらも不安だと 空見てた

自分の敵が何なのかに?

気がつくまではまだ終わらないから…

 

想像よりも遠すぎて 諦めようとしても

どうしても引き返せない 僕の世界だ

泣いたって終わらないなら 走るしかないだろう

存在の証明を 刻み込むため

 

自分を見失って 動けない弱虫だ

その先は誰にも分からないだろう

何度繰り返したって この世界は変わらない

いつか[己]に 出会えるまでは (*[己]=[本当の敵])