水底の心壊魚

無難な内容しか書かないブログ、本音はリンクから裏サイトへ

190316

 敗走から丸一年が経つ。去年の今頃は退去の期日までに荷物の搬出が終わりそうもなくて(ギリギリなんとか終わったのだが)、気が気でなかった。引越業者は頼まなかったので、親の車やレンタカーで神奈川と福島を4、5回往復した。神奈川を明け方に出て、高速をひた走り、途中佐野SAで(か阿武隈PA)で休憩がてら食事をしても4時間弱で福島に着く。小一時間掛けて荷下ろしをして、ある程度寝て、その日の夜に再び神奈川に戻る。もちろん帰りも佐野SAに立ち寄り、ラーメンとアイスクリームを食べる。運転するのが好きなので苦ではなかったが、10年分の荷物の量に親も、引越の様子を見かけたマンションの管理人も呆れていたが。

 情けない話だが、未だもって新生活の拠点が整っていない。部屋の一角には引越時の段ボールが開封されないまま積まれており、福島に戻ってきてから頼んだ荷物も加わり、テトリスなら消えるくらいのレベルで箱だらけである。その大半はマンガかラノベで、ブクログというサイトを使って蔵書管理(買った本を登録して、配架場所あるいは保管用に番号を振った段ボールを記録する)し、本棚に収めてはいる。しかしながら、本棚のキャパシティを遥かに上回るマンガ・ラノベの量なので、本棚に収める本を厳選するという作業も加わる。それゆえ、遅々として荷解きが進まないのである。

 勝手に思い描いていた予想ではホームシアター導入を目論んでいたが、停滞している荷解きと著しい散財(働いて得た分がそのまま、あるいはそれ以上に出ていく)によって、事業凍結状態になっている。さすがに1年経ってこの状態はまずいと思う。まずは、心を鬼にして、厳選した本だけを本棚に収め(購入も厳選したものに限る)、その他は段ボールに保管(別に捨てるわけじゃないので、その点ハードルは低くなる)し、快適な生活拠点を大型連休前ぐらいまでには構築できたら良いのだが、自信を持って言い切れないあたりがダメなのだと思う。それでも、少しずつやっていくしかなさそうだ。